(必見アドバイス①の続き)
正解は
「学校で先生の話を聞いてないでしょう?」でした。
なるほどこれでは成績向上など夢物語と言わざるを得ません。
しかし、彼らからすれば「聞いてもわからないし先生の話が面白くない。それ以前に勉強自体が大嫌い。」なわけですから、そういった子達に「学校で先生の話を聞いていなかったらわかるわけないじゃん。」などとまくしたてたところで状況は1mmも進展しないことは火を見るよりも明らかです。
一体なぜこうなってしまったのか?
なぜ勉強自体が大嫌いなのか?
理由はたくさん考えられますがその一つが、教わっていることが彼らにとって「浮世離れ」しているからです。
今教わっていることが自分たちの現実や未来とどうかかわってくるのか、もっと言うならばどんな❝ご利益❞があるのか…、そういった認識が全くなされない対象に対して人は関心を持てません。これまでの教育はそこのところの視点、フォローが抜け落ちていました。
一つの単元において、できるだけ子供たちに身近な例を素材に、あらゆることを関連付けながら興味深く解説していく。
また、ただ解説するだけでなく、「ある前提、状況のもとにこういう要素が作用したら物事はどういう動きを展開するか…」について子供たち自身の頭で思考してもらい脳を鍛えると同時にたくましい想像力を培っていただく。
当塾ではこのような授業がこれからの教育の主流であると認識し指導致してております。
とくに上記の「ある前提、状況のもとに…」の問いはすべての教科について適応可能であるのみならずその対象は森羅万象について当てはまります。
(すみません、話が少し固くなってきてしまいましたが)このように「人間がものを考える」ことのバックボーンにあるものは何でしょうか?
そのモチベーションは何か?
それこそが子供が先生の話を聞くように仕向けるもの…すなわち好奇心ではないでしょうか。
そう、好奇心こそ学問の原点です。
当塾ではまずここに主眼を置きます。
さらに、生徒に対し先ほどの「自分たちの現実や未来にどうかかわってくるか」についての問題認識を投げかけていきます。
例えば「中1理科の教科書の中で、光合成に関するページ数がなぜあれほど多いのか。」といった提示です。
それは大げさに言えば人類の存続が地球環境に対する次世代の認識にかかっているからです。言うまでもなく光合成に対する理解は重要な項目の一つだからです。
当塾は以上のような観点から指導を行っており著しい成果を上げております。